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研修レポート

支部長会主幹で「決算勉強会」を初開催
―「基礎知識」学び、6年度組合決算書と「格闘」も

この記事のポイント(要約)

支部長会主幹による役員・職員を対象とした「決算勉強会」が1月22日、JU愛知オークション会場・大会議室で初めて開催された。決算書の基礎知識に始まり、損益計算書・貸借対照表の見方・活かし方、財務分析の見方・活かし方を学ぶことを目的としたもので、講師は組合の顧問事務所である税理士法人名南経営の植村亮太氏。理事18名・監事1名・委員1名の計20名に事務局職員12名を加えた総勢32名が出席し、約1時間のレクチャーを受けた。後半では令和6年度の組合報告決算書を教材に、総資本経常利益率・自己資本比率・売上債権回転期間(日数)を各自スマホの電卓で計算する実践に取り組んだ。
支部長会主幹による「決算勉強会」の会場風景と講師の植村亮太氏・金子統括支部長支部長会主幹による「決算勉強会」の会場風景と講師の植村亮太氏・金子統括支部長支部長会主幹による「決算勉強会」の会場風景と講師の植村亮太氏・金子統括支部長

役員・職員を対象に、組合顧問事務所から講師招き

支部長会主幹による役員・職員を対象とした「決算勉強会」が1月22日、JU愛知オークション会場・大会議室で開かれました。

決算書に関する基礎知識に始まり、損益計算書貸借対照表の見方・活かし方、財務分析の見方・活かし方を学ぶことを目的に、初めて企画・開催された決算勉強会には、組合役員から理事18名、監事1名、委員1名の計20名が出席。これに事務局職員12名を合わせた総勢32名で、税理士法人名南経営の植村亮太氏から約1時間にわたってレクチャーを受けた次第です。

顧問・名南経営に講師派遣を依頼した経緯

税理士法人名南経営は、私たち組合の顧問事務所であり、毎年4月には、決算書類等のダブルチェックをお願いしています。

具体的には、いわゆる決算理事会の前に、組合の監事と同法人にそれぞれ決算チェックをお願いし、組合の決算処理や財務状況等に問題は無いか、また、通常総会に上程させていただく決算報告の内容等に不備が無いかをきちんと確認してもらっている訳です。

理事の皆さんは、そのダブルチェックを信頼し、決算理事会に安心して臨んでいる向きがほとんどですが、決算理事会の度に「自分でも財務諸表をチェックできるようになりたい」と痛感される皆さんも少なくないため、顧問事務所の同法人に相談し、講師派遣をお願いした次第です。

損益計算書で「どの事業でいくら儲けたか」が分かる

植村講師は、決算書を読み解くポイントを次のように解説しました。

損益計算書を見れば、組合が一年間でいくら儲けたのか、メイン事業のオークションでいくら儲けたのかが分かります。また、どの事業で利益を確保し、どの事業で損失が発生したのかも分かります。

損益計算書をきちんと読めるようになれば、収入増に結び付いていない費用が明らかになり、突出した費用の原因を追究できるようになります。交際費等の費用対効果を検証するには、損益計算書が有力なデータとなります。

貸借対照表で「財務の安定性と歴史」が分かる

貸借対照表を見れば、組合の財務状況、組合経営の安定性、組合設立以来の歴史が分かります。貸借対照表と損益計算書は利益を通じてつながっているため、双方の資料を併せてチェックすることが大事です。

貸借対照表をきちんと読めるようになれば、使用していない資産の確認、借入金の見直しと負債の圧縮、運転資金の確認と不良在庫の処分等を推し進めることができ、自己資本比率の向上と財務体質の健全化につながります。

6年度組合決算書を教材に「格闘」も

決算に関する初めての勉強会は、基礎知識の教習に重点を置かざるを得なかったため、植村講師のレクチャーはどうしても堅苦しい内容になってしまい、オークション終了後の1時間に及ぶ勉強会は、役員の皆さんにとっては少々辛い時間になってしまったように思います。

それでも、令和6年度の組合報告決算書を参考資料に、総資本経常利益率、自己資本比率、売上債権回転期間(日数)をそれぞれ弾き出す作業では、目の色を変えて、スマホの電卓と格闘する皆さんの姿がありました。

出典:JU愛知(愛知県中古自動車販売商工組合) 機関誌「あいぶら」第343号・344号(2026年2月・3月)