2024年度 JU愛知「教育優良店」認定楯 授与式
― 全27社に拡大。新規認定4社と継続認定14社
この記事のポイント(要約)
認定楯と継続認定楯 ― 2つの表彰
3月4日、名古屋市中区新栄の木曽路瓦町店で「認定楯授与式」が開かれました。表彰は2種類あります。
- 認定楯 ― 2024年度に「スタッフ研修」(ステップ1〜6)をすべて修了した4社へ。
- 継続認定楯 ― すでに教育優良店の認定を受けており、さらに「極み研修」(プレゼン1〜3)をすべて修了した14社へ。
研修を1回受けて終わりではなく、修了した店がさらに上の課程へ進むという二段構えになっているのが、この制度の特徴です。
新規認定の4社
この年に認定楯を受けたのは、ノムラ自動車・中部自動車販売・フェアライン・フジミオートの4社です。
ノムラ自動車は本来なら1年前に教育優良店になっているはずでしたが、ステップ6研修を受ける直前に佐藤社長が交通事故に遭い、2年越しの認定となりました。佐藤社長は「生死をさまよう大事故から復活し、本日を迎えることができました」と、満面の笑みで報告しています。
中部自動車販売とフェアラインは、いずれもスタッフ全員が受講を修了。「研修で学んだことを、鋭意実践していきます」と強調しました。フジミオートは小野社長が修了しましたが、この日は青年部会長として最後の担当AAの準備にあたっており、やむなく欠席。スタッフが名代として出席しました。
継続認定楯 ― 「楯があるから儲かるわけではない」
継続認定楯は時間の都合上、14社を代表して株式会社マスダフリーコーポレーションの増田社長(名2支部長)が受け取りました。増田社長の言葉が、この日の空気をよく表しています。
「この楯があるからと言って、必ず儲かるわけではない。これをどう活かすかが、私たちのこれからの使命・役割」
2024年度時点で、認定楯と継続認定ラベルの両方を掲げている店は11社。JU愛知オリジナル研修のトップ集団と評されています。
2024年度 JU愛知「教育優良店」
2024年度の教育優良店は全27社に拡大しました。誌面の一覧(敬称略・支部別50音順)から確認できた店舗は次のとおりです。
- 有限会社カーオフィスフロンティア
- 株式会社ガレージグロス
- 株式会社タカハタ
- 株式会社フジ・トラスト
- 株式会社矢神自動車
- 株式会社山勝
- 株式会社ワイズ
- 有限会社サカイオートブラザーズ
- 愛知ヴィエクル株式会社
- 有限会社よしとみ自動車
- 加藤自動車株式会社
- 株式会社野村自動車
- 渡辺オート商会
- 株式会社ガレージエス
- 株式会社ゼンショウ
- 株式会社ウェイクアップ
- 株式会社オートタウン犬山
- 有限会社C.O.S東海
- 株式会社ディーアンドエム
- カネマツ自動車株式会社
- 株式会社マスダフリーコーポレーション
- ヨシダ自動車株式会社
- 株式会社スギモト
※ 誌面の一覧は全27社ですが、上記は誌面から確実に読み取れた23社です。残りの店舗は掲載紙面の状態により判読できなかったため、本記事では省略しています。また誌面には新規認定の記述として「ノムラ自動車」、一覧には「株式会社野村自動車」とあり、同一店の表記ゆれの可能性があります。正確な一覧はJU愛知事務局にご確認ください。
「信用取引はあるが、信頼取引はない」 ― 中島講師の指摘
式では、講師の中島尚美氏が「信用」と「信頼」の違いを取り上げました。「信用取引はあるが、信頼取引はない」 ― 信用は取引の条件として制度になっているが、信頼は制度になっていない、という指摘です。
だからこそ、教育・資格・認定が透明性の根拠になる。中島講師は、それを自信を持って社会に伝えるよう呼びかけました。中古車販売は「人と人とのつながり」で成り立つ商売である以上、店が何を学んできたかを外から見える形にすることが、そのまま信頼の材料になるという考え方です。
組合事業として根付いた研修と、次の目標
高垣小売振興委員長は、JU愛知の研修が組合事業として根付き、教育優良店が年々増えていることに感謝を述べたうえで、次の目標として厚生労働省認定の「社内検定」取得を目指すと約束しました(この取り組みはその後も継続しています)。
加藤理事長は、この研修を「専業店として生き抜いていくための施策」と評価し、令和7年度を「さらなるチャレンジの年」と位置づけました。
特別研修と懇親会 ― 「3回目には周囲が変わる」
授与式には23社から33名が出席し、関係者を含めて42名が集まりました。あわせて行われた特別研修で印象的だったのは、次の言葉です。
「同じ研修でも、1回目で心が変わり、2回目で行動が変わり、3回目には周囲が変わる」
中島講師は、すでに受講済みの研修をもう一度受けることを勧めました。研修を「消化するもの」ではなく「繰り返して効かせるもの」と捉える考え方です。
その後の懇親会は、大島金融副委員長の乾杯で始まりました。お客様対応で遅刻した酒井社長が場内からブービーを浴びながらも「困っているお客様のために動くことが大事」と説き、最後は拍手喝采に変わる一幕も。羽根副委員長が明るく中締めを務め、和やかに終わりました。
認定楯そのものについて ― ロゴは県立高校生のデザイン
教育優良店の認定楯は、レジスト加工を施したアルミ製で、光を受けて輝く仕上がりです。事務所のカウンターや壁に掲出することで、来店したお客様にその店が受けてきた教育を示すことができます。
ロゴマークは、愛知県立愛知総合工科高等学校の植村颯さん(3年生)のオリジナル作品です。県立高校4校にデザインを募集し、集まった69作品の中から選ばれました。
「人と人とのつながり」が中古車販売の核である ― この楯は、研修を修了した店が一定の信頼と評価を得たことを、来店するお客様の目に見える形で示すものです。愛知でJU加盟店を選ぶとき、店頭にこの楯があるかどうかは、その店が学び続けているかを知るひとつの目印になります。