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研修レポート

平成30年度・第2回「車両見極め初級研修」― 修復歴発見の「糸口」しっかり覚えて

車両見極め初級研修の会場風景

この記事のポイント(要約)

平成30年度・第2回「車両見極め初級研修」を2019年2月19日、名古屋・TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口(貸会議室)で開催。メンバーショップ11社から12名が参加し、講師の前田大輔氏(㈱AIS中部エリアオフィス営業開発担当・AIS認定講師)が修復歴車の判断基準やパネル交換歴見極めのポイントを解説した。この研修は「JU適正販売店」の認定要件のひとつで、30年度は初めてCS基礎研修・車両見極め初級研修を年度内2回ずつ開催。30年度の受講修了者は10月分と合わせ計21社30名となった。

今年度2度目、11社・12名が受講

中古自動車販売士在籍店の皆様を対象とした平成30年度・第2回「車両見極め初級研修」が2月19日、名駅西口のTKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口(貸会議室)で開かれました。

これにはメンバーショップ11社から経営者やスタッフの皆様など総勢12名が参加しました(※急用により午後からの研修を欠席された方は受講修了者とみなされないため、今回の参加者数には含まれていません)。

午前10時から昼食・休憩を挟んで延べ5時間余にわたって、講師の前田大輔氏(㈱AIS中部エリアオフィス営業開発担当・AIS認定講師)から修復歴車の判断基準やパネル交換歴見極めのポイントなどについてレクチャーを受けるとともに、最後は研修内容の理解度を験す簡単なペーパーテストにも挑みました。

JU適正販売店の認定要件のひとつ

JU中販連が27年度から本格的に取り組んでいる「JU適正販売店制度」では、中古自動車販売士はもとより、CS基礎研修(※販売士が対象)受講修了者、車両見極め初級研修(※販売士在籍店であれば販売士以外のスタッフでもOK)受講修了者がすべて揃った上に、他の認定要件も漏れなくクリアしているメンバーショップを「JU適正販売店」として正式に認定し、当該店が真の「安心と信頼」を提供できる自動車販売店であることを消費者ユーザーに広くアピールしています。

JU愛知は29年度からJU適正販売店のさらなる増強に本腰を入れており、この30年度はその認定申請を側面から支援する目的から、6年目にして初めてCS基礎研修、車両見極め初級研修をそれぞれ年度内に2回ずつ開催しました。これにより、30年度の車両見極め初級研修受講修了者数は、10月の10社・18名と合わせて計21社・30名となりました。

生き残りの「切り札」確保へ
修復歴発見の「糸口」しっかり覚えて

講師 前田大輔氏
高垣小売振興副委員長

この日の研修に先立ち挨拶に立った高垣小売振興副委員長は「これから業界環境がますます厳しくなる中で、JU適正販売店が生き残りの切り札になれるよう、JU愛知としてもそのさらなる増強に力を入れている」と強調。その上で「本日の研修をしっかりと受講して、皆さんも一日も早くJU適正販売店の仲間入りをして下さい。そして、みんなで力を合わせて、この難局を乗り切っていきましょう」と、優しくエールを送りました。

前回に続いて講師を務めた前田氏は、修復歴発見のポイントとして「外板パネル交換の痕跡を見逃さないこと」「新車時のパネル接合箇所をしっかりと覚え、新車時との比較対照で、間違い探しをすること」等を列挙。

その上で、ネジ止めパネルは①ネジの回し跡②シーラントの硬さ・形状③パネルの下地色、溶接止めパネルは①溶接跡②シーラントの硬さ・形状③パネルの下地色――の3つをそれぞれチェックする必要があることを分かり易く説明し、「この順序をきちんと守ることが大事」と説きました。

車両見極め初級研修の受講風景

受講者の中には、社長や上司から「お前がちゃんと研修を受けないと、うちはJU適正販売店になれない」と発破をかけられていたスタッフの皆様も少なくなかったようで、最後まで講師の話に熱心に耳を傾けていました。

出典:JU愛知(愛知県中古自動車販売商工組合) 機関誌「あいぶら」第259号(2019年2月)