月刊JU中販連ダイジェスト

統計・愛知

JU愛知会場、出品台数・成約金額で全国首位

この記事のポイント(要約)

2025年12月、JU愛知会場は出品15,031台で全国最多。成約率78.7%、平均単価504千円は全国平均を上回り、成約金額シェア23.0%で全国第1。中部ブロック全体の約半分を占め、岐阜や静岡と比べて高単価・高成約率の特徴が顕著。月次推移では成約率が前月比0.8ポイント上昇し、安定した需要が続いている。販売店は高単価車の仕入れと、成約率の高さを活かした在庫戦略が求められる。

当月の要点:出品・成約金額で全国首位

2025年12月、JU愛知会場は4回の開催で15,031台を出品し、全国最多の出品台数を記録した。成約率78.7%、平均単価504千円は全国平均(成約率59.5%、平均単価444千円)を上回り、成約金額5,963,829千円は全国シェア23.0%を占める。特に成約金額のシェアが高く、全国第1の販売規模を維持している。

全国の中での愛知の位置:出品・成約金額で首位

全国53会場中、JU愛知は出品台数で第1位、成約金額で第1位を記録。成約率は第8位、平均単価は第9位。出品台数のシェアは15.3%、成約金額シェアは23.0%と、規模と価格の両面で全国で大きな存在感を持つ。全国平均と比べて成約率は19.2ポイント高く、平均単価は60千円高い。

近隣県・近隣会場との違い:高単価・高成約率の特徴

近隣会場と比較すると、JU愛知は平均単価504千円で静岡(255千円)、長野(247千円)、福井(252千円)を大きく上回る。成約率も静岡(56.0%)、長野(38.8%)を上回り、岐阜(48.4%)と比べても高い。特に岐阜は平均単価710千円と高いが、成約率が低く、愛知は単価と成約率のバランスが良い。

月次推移から見える動き:成約率は安定上昇

2025年12月の成約率78.7%は、前月の77.9%から0.8ポイント上昇。成約金額も前月比1.2%増加し、需要の安定が続いている。全国平均の成約率が59.5%であることを考えると、愛知会場の需要の強さが裏付けられている。特に高単価車の成約が進んでおり、販売店の販売戦略に影響を与える要因となっている。

前月からの変化:成約率・成約金額が上昇

前月比で成約率は0.8ポイント上昇、成約金額は1.2%増加。出品台数は前月比0.3%減少と微減だが、成約率と成約金額の上昇は、需要の質の高さを示している。特に平均単価504千円は、前月の502千円から2千円上昇し、価格帯の安定性が保たれている。

販売店が仕入れ・在庫・商談で何を見るか

JU愛知会場の高成約率と高単価は、販売店が仕入れ時に高価格帯車の選定を重視すべきであることを示す。特に成約率78.7%という水準は、高単価車の需要が安定していることを意味する。在庫戦略では、成約率の高さを活かし、高単価車を積極的に確保し、商談では価格の正当性を説明できるように準備が必要。

出典:一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会「月刊JU中販連」2026年2月号(通巻611号)