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JU愛知会場、成約率74.3%で安定した高水準
この記事のポイント(要約)
当月の要点:成約率74.3%、平均単価527千円で安定
2026年6月、JU愛知会場は4回の開催で16,326台の出品、12,138台の成約を達成し、成約率74.3%、平均単価527千円を記録した。成約率は全国平均の57.4%を16.9ポイント上回り、平均単価は全国平均の467千円より60千円高い水準を維持している。出品台数は全国53会場中第2位、成約金額シェアは19.1%と、全国規模での存在感を示している。特に、成約率は観測期間(2025年12月〜2026年6月)で最高78.7%、最低74.3%の範囲で推移しており、74.3%は最低水準に近いが、依然として安定した水準を保っている。
全国の中での愛知の位置:出品・成約・金額のシェア
JU愛知会場の全国シェアは出品13.0%、成約16.9%、成約金額19.1%と、出品台数では第2位、成約金額では第1位に位置する。全国平均の成約率57.4%に対して74.3%と、16.9ポイントの差を保っており、市場の質の高さが裏付けられている。平均単価527千円は全国平均467千円を60千円上回り、特に中部ブロック全体の平均単価565千円と比較してもやや低めだが、出品台数の多さと成約率の高さが相まって、全国での販売力の中心地としての役割を果たしている。
近隣県・近隣会場との違い:成約率・単価で他県を上回る
近隣会場と比較すると、JU愛知の成約率は静岡(49.9%)、長野(32.7%)、福井(46.9%)を大きく上回り、富山(55.2%)や石川(57.2%)と比べても高い水準を維持している。平均単価は静岡(285千円)、長野(254千円)、福井(278千円)を大きく上回り、岐阜(683千円)や三重(512千円)と比較しても高い水準にある。特に岐阜は平均単価683千円と高いが、出品台数23,587台と愛知の1.4倍以上であり、規模の違いが単価の差に影響している。愛知は規模と質の両面で近隣会場を凌駕している。
月次推移から見える動き:成約率は80.8%の高水準を維持
2025年12月から2026年6月までの月次推移を見ると、成約率は2026年2月に80.8%の最高を記録し、その後78.7%(12月)、79.5%(3月)、76.8%(4月)、75.0%(5月)、74.3%(6月)と徐々に低下しているが、74.3%は観測期間の最低水準でありながら、全国平均を大きく上回る水準を維持している。平均単価は2026年2月に556千円のピークを記録し、その後507千円(3月)、513千円(4月)、537千円(5月)、527千円(6月)と推移しており、6月は前月比で10千円低下した。出品台数は4月に18,279台とピークを記録し、6月は16,326台とやや減少しているが、前月比では42.6%増加している。
前月からの変化:出品台数が急増、平均単価は低下
2026年5月から6月にかけて、出品台数は11,446台から16,326台へと4,880台(+42.6%)増加した。これは前月比で大幅な増加であり、在庫の流入が急増したことを示している。一方、成約率は75.0%から74.3%へと0.7ポイント低下し、平均単価は537千円から527千円へと10千円(-1.9%)低下した。成約率の低下は出品台数の急増に伴う需要の追いつきにくさが背景にあると考えられる。平均単価の下落は、高単価車の流入が減ったか、または低単価車の割合が増加した可能性がある。
販売店が仕入れ・在庫・商談で何を見るか
販売店は、出品台数の急増に伴い、在庫の流入量と構成の変化を注視すべきである。特に、平均単価が前月比で10千円低下した点は、高単価車の流入が減ったか、低単価車の割合が増加した可能性を示唆しており、仕入れ戦略の見直しが必要となる。成約率は74.3%と全国平均を上回るが、前月比で0.7ポイント低下しており、需要の変化に注意が必要。商談では、平均単価の下落傾向を踏まえ、価格設定の柔軟性を保ちつつ、成約率の維持を図ることが重要である。
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