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JU愛知会場、成約率75.0%で安定した高単価市場
この記事のポイント(要約)
当月の要点:成約率75.0%、平均単価537千円で安定
2026年5月、JU愛知会場は3回の開催で11,446台の出品、8,580台の成約を達成し、成約率75.0%、平均単価537千円を記録した。成約率は全国平均の59.1%を15.9ポイント上回り、平均単価は全国平均482千円を55千円上回る。出品台数は全国の11.1%を占め、成約金額は15.7%を占める。この結果は、愛知県が中古車オークション市場において高単価・高成約率の安定した市場であることを示している。
全国の中での愛知の位置:出品台数第2位、平均単価第10位
全国53会場中、JU愛知の出品台数は第2位(11,446台)であり、岐阜(23,226台)に次ぐ規模である。成約率は第7位、平均単価は第10位に位置する。全国平均を上回る成約率と単価は、愛知県が中古車流通の中心地としての地位を維持していることを裏付けている。特に平均単価は全国平均を55千円上回り、中部ブロックの平均単価589千円を下回るものの、出品台数の多さと成約率の高さから、成約金額シェアは32.5%と高い水準を維持している。
近隣県・近隣会場との違い:単価と成約率で差開く
近隣会場と比較すると、JU愛知は成約率と平均単価の両面で顕著な差を示す。静岡(成約率53.1%、平均単価291千円)、長野(33.1%、267千円)、福井(53.5%、261千円)は成約率が低く、単価も低い。一方、岐阜(成約率50.2%、平均単価694千円)は単価が高くても成約率は低く、愛知はその中間的な位置にある。石川(65.1%、422千円)は成約率が高く、単価も中程度だが、愛知は成約率と単価のバランスが良好である。この差は、愛知の需要構造が安定した中古車需要に支えられていることを示唆する。
月次推移から見える動き:単価は2月にピーク、5月で回復
2025年12月から2026年5月までの月次推移を見ると、JU愛知の平均単価は2月に556千円の最高を記録し、4月に513千円まで下落した。5月には537千円まで回復し、前月比で24千円上昇した。成約率は2月に80.8%の最高を記録し、5月には75.0%まで低下した。出品台数は1月に11,755台、2月に14,953台と増加傾向にあり、4月に18,279台のピークを記録したが、5月には11,446台まで減少した。この推移から、出品台数の増減に伴い単価と成約率が変動していることが読み取れる。
前月からの変化:出品台数大幅減少、単価は上昇
2026年4月から5月にかけて、出品台数は18,279台から11,446台へと6,833台(-37.4%)減少した。成約率は76.8%から75.0%へと1.8ポイント低下した。一方、平均単価は513千円から537千円へと24千円(+4.7%)上昇した。出品台数の減少は、在庫調整や販売戦略の見直しの影響とみられる。単価の上昇は、需要の強さや高単価車種の比率の変化による可能性がある。この変化は、販売店が在庫の質を重視する必要があることを示している。
販売店が仕入れ・在庫・商談で何を見るか
JU愛知会場の動向から、販売店は出品台数の減少に伴う在庫調整を意識する必要がある。特に5月の出品台数が前月比37.4%減少した点は、市場の供給が一時的に縮小していることを示唆する。一方、平均単価が上昇している点は、需要の強さや高単価車種の流入が続いていることを意味する。販売店は、仕入れにおいて高単価車種の比率を意識し、在庫の質を高める戦略が有効である。商談では、成約率の低下を補うために、価格交渉の精度を高めることが求められる。
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