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全国の新車・中古車動向と販売戦略への示唆
この記事のポイント(要約)
全国の新車販売動向
2026年5月、全国の新車登録台数は214,994台で、前年同月比105.6%に上昇した。特に小型乗用車が前年同月比108.7%と高い伸びを示し、普通乗用車も103.5%と回復傾向にある。本年累計は前年累計の94.7%にとどまり、前年比の伸びは鈍化しているが、当月の前年同月比は105.6%と、需要の回復が確認されている。新車の販売は季節要因や在庫調整の影響を受けやすく、4月に前年同月比117.6%と急増した後、5月はやや落ち着いたものの、依然として前年を上回る水準を維持している。
全国の中古車販売動向
2026年5月、全国の中古車登録台数は273,495台で、前年同月比94.9%にとどまった。前年同月比の変動幅は94.9%と、新車と比べて変動が小さい。特に小型貨物車が前年同月比120.0%と高い伸びを示したが、普通乗用車や小型乗用車は前年同月比95.0%、93.4%とやや減少傾向にある。本年累計は前年累計の99.0%で、ほぼ横ばい。中古車の流通は全体的に安定しており、前年同月比の低下傾向が続く中でも、需要の底堅さが示されている。
車種別・乗用・貨物の構成
2026年5月、新車の車種構成比は普通乗用車が56.0%、小型乗用車が31.2%、普通貨物車が4.4%、小型貨物車が8.0%と、乗用車が全体の87.2%を占めている。中古車は普通乗用車が54.2%、小型乗用車が32.0%、普通貨物車が5.2%、小型貨物車が5.9%と、乗用車が86.2%を占める。小型乗用車の構成比が中古車で32.0%とやや高めに推移しており、特に中古市場での需要が強いことがうかがえる。貨物車は新車・中古ともに12%前後を占めており、物流需要の安定が背景にある。
月次推移から見える流れ
2025年12月から2026年5月までの月次推移を見ると、新車の前年同月比は117.6%(4月)で最高、92.7%(3月)で最低と、季節変動が顕著である。中古車の前年同月比は102.9%(12月)で最高、94.9%(5月)で最低と、変動幅は新車より小さい。中古車÷新車の比率は12月に1.41倍と高水準にあり、4月に1.18倍まで低下したが、5月には1.27倍に回復した。これは中古車の流通量が新車の需要回復に追いついていないことを示唆しており、中古車市場の需要が依然として安定している状況が続く。
中古車÷新車の比が示すもの
2026年5月、中古車登録台数273,495台に対して新車214,994台であり、中古車÷新車は1.27倍に上昇した。前年同月比は新車105.6%、中古車94.9%と、新車の伸びが中古車を上回っている。しかし、比率は1.27倍と、中古車の流通量が新車を上回る水準を維持している。これは、新車の販売が回復している一方で、中古車市場の需要が依然として堅調であることを示しており、中古車の流通が新車の需要を補完している状況が続いている。特に小型乗用車の構成比が中古車で32.0%と高い点も、中古市場の需要の強さを裏付けている。
愛知の販売店にとっての意味
全国の新車販売が前年同月比105.6%と回復傾向にある一方、中古車の流通は前年同月比94.9%とやや低下している。この状況は、新車の需要回復に伴い、中古車の在庫調整が進んでいることを示唆している。愛知県の中古自動車販売店は、新車の販売促進に伴い、中古車の在庫構成を見直す必要がある。特に小型乗用車の構成比が中古車で32.0%と高い点から、中古市場での需要が安定していることが読み取れる。販売店は新車の販売戦略と中古車の在庫調整を連動させ、需要の変動に柔軟に対応することが求められる。
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